8.大根(だいこん)
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期江南市、扶桑町で主に栽培されています。4月から6月にかけて春ダイコンが、秋冬ダイコンは10月からの冬場に収穫されます。主に中京地方を中心に出荷されていますが、関西方面への出荷もされています。守口大根は扶桑町で漬物用として安定生産されています。
特徴根には消化酵素と食物繊維、葉にはビタミン
ダイコンの根の部分にはビタミンC・鉄分・食物繊維のほか、消化酵素のジアスターゼやアミラーゼがたっぷり含まれています。これが食物の消化を助け、胃腸を整えます。ダイコンおろしはしっぽに近い方で作るとピリリと辛いことがあります。この辛みは硫化アリルという成分によるもので、同じく胃液の分泌を高めて消化を促す作用があって、胃の健康のために効果的です。また食物繊維も豊富であるという特徴もあります。ダイコンは葉の部分にも栄養が詰まっています。根よりもビタミンCが豊富で、体の免疫機能を高めるビタミンAも十分に含まれていることが特徴です。
9.なばな
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期江南市では宮田地区、扶桑町では町内全域がなばなの産地です。菜の花が咲く前の若い芽葉が「ナバナ」として収穫されます。収穫時期は12月から3月です。
特徴「なばな」は長い葉、茎、花のつぼみの部分で食用とされるもので、一年中生産されるようになりましたが、旬の時期はやはり冬から早春にかけてです。栄養価としては特にビタミンCが豊富で、他にもカルシウムや鉄分などを多く含みます。花が咲き始めると味が落ちてくるので、つぼみが開かないうちに調理しましょう。
10.ねぎ
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期江南市、岩倉市を中心に周年栽培されます。特に江南市布袋地区では、越津ねぎが秋冬ネギとして生産されており、あいちの伝統野菜に認定されています。越津ねぎは11月から3月にかけて収穫されます。
特徴白ネギには解熱作用や食欲促進成分
葉ネギにはビタミンがたっぷり
ネギの効用ですが、まず白い「根深ネギ」は風によく効きます。ネギの辛み成分である硫化アリルには発汗・解熱作用があり、のどの痛みを鎮めます。他にも胃腸を刺激して食欲を増進する効用もあります。一方、青々とした葉ネギにはβ―カロチン、ビタミンCなどがたっぷり含まれ、栄養価は緑黄色野菜並みです。β―カロチンはゆでたブロッコリーの約2.5倍、ビタミンCはゆでたホウレンソウの約1.5倍もあります。
11.はくさい
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期江南市を中心に11月~1月に収穫されます。出荷先は主に中京地方、関西地方が中心です。
特徴尾張地域は秋冬はくさいの指定産地になっており、冬から春にかけて出荷が最盛期を迎えます。寒い時期になると葉の糖分が増え甘みが出て美味しさが増します。はくさいのほとんどは水分で成り立っていますが、栄養価としてはビタミンC、鉄分、カルシウム、カリウムを多く含み、柔らかく食物繊維の多い食材となっています。食材として選ぶ際には、黄色または変色していないものや胴の白い部分がみずみずしく重力感あるものを選ぶようにしましょう。
12.みかん
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期犬山市南部の二ノ宮地区では11月から12月頃にミカンの収穫がピークになります。他産地に負けない甘さが自慢です。
特徴美肌づくり、カゼ予防に役立つビタミンCの宝庫
みかんはビタミンCが多く、中くらいのもの1個(120g)に42mg含まれています。成人1日あたりのビタミンC所要量は100mgなので、ミカンを1日に2~3個食べれば、それを満たせるのです。ビタミンCの重要な役割は、毛細血管を丈夫にし皮膚、骨、歯などの形成を助けることです。また紫外線を浴びた時、メラニン色素をつくりにくくする働きもあり、シミ、ソバカスの予防にもなります。他にもビタミンCはウィルスや細菌の力を弱める効果もあり、風邪の予防、回復にも役立ちます。
13.桃
愛知北管内の栽培エリアと収穫時期愛知県内では春日井市・小牧市・犬山市・豊田市を中心に栽培されています。管内では犬山市で出荷されています。収穫時期は品種による違いはありますが、6月から8月初旬にかけて収穫されています。
特徴桃の歴史は、明治時代に海外から品種が導入され日本の各地で栽培が行われるようになりました。今日まで全国各地で品種改良が進んできましたが、代表的なものとして「白鳳」と「白桃」が挙げられます。ともに知名度が高い品種です。桃の効用としては、食物繊維が豊富で便秘解消に役立ちます。その他、食欲増進や疲労回復といった効果があるようです。栄養成分はカリウム、カテキン、糖質などが含まれます。

