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JA愛知北の特産品


守口大根

守口大根
栽培の歴史と産地背景について

古くは大阪の守口地区で栽培されていたのが起源となっているようですが、現在の産地は愛知県丹羽郡扶桑町と岐阜県各務原市の木曽川流域、及び岐阜市北西部の長良川流域で栽培されております。生産農家が共同出荷をし、全国の漬物業者と契約栽培をおこなっています。塩漬け、酒粕漬など繰り返し、3年余の長い年月を経て守口漬が誕生します。現在、愛知北管内扶桑地区では全国生産の約7割のシェアを占めております。愛知の伝統野菜として選ばれ、地域特有の野菜として、現在でも品種が歴史の流れのなかで淘汰されることなく、生き続けております。

又、守口大根の生産に設立以来携わってきた扶桑町守口大根漬物組合は、平成14年に設立50周年を迎え、シンボルタワーの設置を祝う除幕式と記念式典を行いました。シンボルタワーは同町山那屋敷地の町境界沿いに建て、高さ7.0メートル、最大幅2.5メートル。柱の左右には立体の守口大根をあしらい、上部には、来町者の目にとまるよう、大きく「守口大根の里」とPRしています。

品種特性と栽培のポイントについて

守口大根は細長いのが特徴で、普通直径2~3センチで、1メートル20~30センチ程の長さが平均ですが、長いもので1メートル80センチ以上に達するものもあるため、地中に深く成育していくように水はけの良い、適度に砂の混じった柔らかい土質の畑で栽培することが条件です。そのため愛知県北部の扶桑町、木曽川河畔の良質な砂質大地が非常に栽培に適した環境となっております。昔は人力で深く耕すために重労働でしたが、今日では、深く耕す機械(トレンチャー)の開発により作業が軽減され、栽培の省力化が進んでいます。

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栽培のローテーション

守口大根・栽培のローテーション
播種から20日程度で細い主根がぐんぐん長く伸びます。
播種から収穫まではおよそ90日程度です。
守口大根

又、翌年の良質大根作りに欠かせないのが母本選抜です。母本選抜は来年度の良質種子を確保する為の重要な作業で、生産者や県・JA職員等が大根を一本ずつ、形状・病害虫などの基準でチェックし、原々種と母本用を選抜し、原々種は組合用の母本として共同採取ほ場で管理します。
母本用のダイコンは根の首から20~30センチ程で切断したものを定植し種子を収穫します。こうして毎年、良質なダイコン作りのために品種を厳選しております。


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愛知北管内の生産データ

JA愛知北は安全・安心で品質のよい守口大根の生産販売に寄与し、情報公開により生産者の顔の見える守口大根づくりに取り組んでおります。

主要産地 丹羽郡扶桑町
作付面積 15ha
出荷量 年間216トン(平成20年度)
出荷先 中京方面、関西方面
収穫・収穫時期 12月上旬~1月下旬

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